春日大社の石燈籠は日本一の数で二〇〇〇基を超えるが、「嘉永大地震記録」(『天理市史 資料篇二』)には「三十一本が残り、その余は残らず崩れた」とあって、奈良は石灯籠がほとんど倒れる震度五強以上であったのは確実だ。
磯田道史『天災から日本史を読み直す―先人に学ぶ防災―』(中公新書、2014) P.114
なるほど、震度5くらいで石灯籠は倒れるんですね。
あれがすべて倒れたとなると……圧巻ですが……。
さらにそれを、全て起こして回ったのでしょうね。
全て起こされたものとして見ると、また見え方が変わるなぁ。
それにしても、防災面上はいかんともしがたいのでしょうか。形状的に…