そでふり灯籠

灯籠やあかりを集めています

*飛鳥寺(明日香村飛鳥)

雨のなか、
飛鳥寺に到着。

飛鳥大仏は
顔が正面ではなく少し斜めを見て居たり
普通の仏像と服装が違ったり
不思議なところがたくさん。

飛鳥大仏は撮影可。

本尊周りはなかなか撮れないから
ありがたく拝撮させていただきますね。

横にある大きい提灯。

下にあるのれん↓

「拝奉 東京巣鴨 トおる」

ほー・・・??

「飛鳥寺型石燈籠」

「安居院型」とも呼ばれてるそうです。

奈良時代の飛鳥寺の発掘調査の写真。

中金堂と塔の間に
燈籠が建てられてた。

手元の資料より。

昭和三十一年五月、奈良国立文化財研究所の飛鳥寺発掘調査によって発見され、奈良時代の遺品と推定する石燈籠基礎である。石材は吉野郡方面に産出する石灰岩(大理石)で往古は、この石を瑪瑙と読んでいた。幅一二〇センチと一〇六センチの方形上の反花の蓮弁が刻まれていたらしいが、全く風化していた。その中心に径五〇センチ、深さ二三センチの円孔を掘り込み、この孔に燈籠の竿を大入れする珍しい構造であった。…

『新装版 日本石造美術辞典』川勝政太郎,東京堂出版,1998,p8


発掘後は埋め戻してあるらしい。
飛鳥ほんとうに色々埋まってますね…

次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

© 2024 そでふり灯籠

テーマの著者 Anders Norén